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REPORT
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YABUSTYLE
教えて養父の暮らし
一般社団法人
田舎暮らし倶楽部 代表
西垣 憲志
良いことばかりではない、養父市への移住。
仕事、風土、子育てなど、知りたい暮らしのヒントを移住相談窓口にも立つ、
一般社団法人田舎暮らし倶楽部代表 西垣憲志さんに伺いました。
餅は餅屋! 先人に聞こう!
養父市に移住を希望する方は何らかの「目的」を持っている方がほとんどでしょう。農業、芸術、子育て…。私たちはその希望に近い暮らしを既に実践している人を紹介したりもしています。いきなり移住を決断するのではなく、まず話を聞いてみて、考えるきっかけにするのも良いと思います。
どうする?仕事!!
働き方を変えたい。そんな思いをもって移住を希望される方も多いですが、はっきり言って一般の職種では都市部に比べて選択肢は少ないです。しかし起業など新しいことにチャレンジする若年層が増えつつあるのも確かです。新しいことにチャレンジすることを応援してくれるこのまちの風土は、本気で何かを始めたいという思いを持つ方にとっては安心できます。
雨、そして長ーい冬
「弁当忘れても傘忘れるな」これはこの地域の格言。そう、雨の多い地域なんです。そして養父の冬は寒さが厳しい。特に雪が降ると全てがスローに見えてくる。ときには雪で車は埋もれる…。さらに寒さをしのぐ燃料代はかかるし、水道が凍ることもしばしば。でも景色とご飯は年中最高です!
人との距離が近い!!
地域にもよりますが、祭りや地域の集まりなどがとにかく多い。地域に溶け込むにはどんどん参加してみてはいかがでしょう。親戚がいきなりたくさん増えた気分に…。「孤独感」はどこへやら。人との交流が嫌な方はこの暮らしは向かないかもしれません。
地域が見守る安心感
子どもは都市部に比べてもちろん少ない。だからこそ、地域に温かく見守られながら子どもが育っていく感覚があります。子ども達同士も人数が少ないが故、年齢・学年を超えた友人関係がここにはあります。また子どもを連れたお母さん同士も集まれる場所があり、安心です。
INFO
一般社団法人
田舎暮らし倶楽部
養父市への移住定住を希望する方への相談窓口や移住体験イベントを開催。
また雇用を生み出そうと「八鹿浅黄」という在来の大豆を生産し
味噌などへ加工するプロジェクトなど、その活動は多岐にわたる。
www.inakaclub.net
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