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冬だとかき氷屋が増えるんです
- 大阪からUターン。二人の子供を子育て中。 -
保育教諭
神宮司 紗也香
■ 自己紹介をお願いします!
養父市八鹿町で生まれ育ちました。4人兄弟の長女で、小さい頃から妹や弟、自分より下の子の面倒を見るのが好きでした。大阪の短大に2年間行った後、地元に戻って保育園の先生になりました。今は、自分が通っていたこども園で働いています。5歳と2歳の娘がいます。
■ 神宮司さんはこども園の先生以外にもお仕事をしているそうですね。
どんなことをしているんですか?
そうなんです。こども園に勤めながら、市役所主催の「たまひよサロン」という教室で月1回、こども園の「子育て広場」という集まりで月1回、ベビーマッサージの講師をしています。ベビーマッサージというのは、赤ちゃんとママやパパとのスキンシップの方法です。ママやパパが赤ちゃんの体を優しくなでたり触れたりすることによって愛情がより深められます。赤ちゃんの精神的な安定に繋がり、リンパの流れや血行もよくなり、免疫力が高まったりと、身体的な効果もあります。オイルやクリームを使えば肌の保湿にも繋がりいいこと
尽くしなんです。
始めるきっかけになったのは、24歳の時。その頃、妊活に専念するために一度仕事を辞めたんですが、何もしないのはもったいないと思いました。いつかまた先生に戻るなら、自分を磨いたり、何か勉強をして、自分を高めて戻りたかった。いろいろ探していた時に、ベビーマッサージという言葉を知り、私自身、体のケアとかリンパとかそういうことに興味があったし、赤ちゃんとの触れ合い方も学んでみたかったので始めました。子どもを連れて働けるのも魅力
のひとつだなと感じました。
その後、子どもができて、子育てしながらベビーマッサージのお仕事をするようになっていた時に、こども園から「戻って来ない?」と声をかけてもらって。今のような働き方になりました。こども園でも、たまひよでも、子育て広場でも、たくさんの赤ちゃんやママと出会える、触れ合えることが嬉しいです。
■ 養父市での子育てについて教えてください
自然の中で子育てができるのがいいですね。こども園では畑もしていて、そこでオクラキュウリ、ナス、ピーマン、トマト、イモなどを育てています。どうやって野菜が育つのか。身近に実物体験できる場所があることがいいなって思います。
四季折々の遊びができるのもいい。養父では雪が降りますが、降った時は園庭で雪遊び!走り回ったり、ソリに乗ったり。色水を作ってあげたら、かき氷屋だらけになります(笑)。
あとはやっぱり、食べ物がいいですね。無農薬の野菜も簡単に手に入るし、田舎は生産者さんとより近く繋がれるから、いろんなものを安心して食べられます。岩津ねぎとか、特産品も新鮮な状態で当たり前のように食べられることは幸せだなと思います。食べ物は大切ですもんね。
■ 今後やってみたいことを教えてください
ママや赤ちゃん、子どもと接する仕事を続けたいです。その中で、まだまだ勉強したいことはたくさんあります。ママと赤ちゃんが一緒にできるヨガとか、そういうものの資格も取っていきたいです。
それと、ずっと先の夢について。ぼんやりですが(笑)。いろんな方とタッグを組んでママと子どもが集まれるカフェをしてみたい。そこではオーガニックな食べ物とか飲み物を出して、イベント的にベビーマッサージをしたりして。養父には空き家があるので、そういう場所をリノベーションしてカフェを作ってみたいです。赤ちゃんからお年寄りまで、地域の人みんなが集えるようなそんな温かい場所を作りたいです。
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